読書ノートの作り方・書き方を知りたい方へ
本を読むけど、読んで終わりにしたくない。せっかく読んだ本を有益なものにしたい。
そこで!読書ノートってどうやって作ったらいいの?何を書くの?せっかく読んだ本を有益なものにするための方法が知りたい。どうやって書いていけばいいのか、実例も見てみたい。と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を実例と共に解説します。
- 記録するための本の読み進め方
- 読書ノートの作り方・書き方
- 読書ノートを継続させる方法
3度の飯より読書が好き。なんてことはないけれど、そう言えるんじゃないかって言うほど本が好き。わたしの日常に欠かせないものです。Instagramの読書垢もとるほどです(笑)
だってね、本を読むだけで、他人の知識や経験を短時間で知れる、吸収できる。それも安価で。こんな最高に割のいい、有益な自己投資って他にないんじゃないかな。ただ、本を読んで終わってしまっては、せっかく得た知識・情報が水の泡です。
「おとといのお昼ご飯、なにを食べました?」
もうね、答えが出てこないんですよ(笑)自分の記憶ほど曖昧で不確かなものってないんです。
インプットはした。じゃぁちゃんとアウトプットしていかないと。そんな思いで読書ノートを作り始めました。えむきち流の読書ノートの作り方、書き方をご紹介します。
読書ノートってなに?
読んだ本の情報や感想など、1冊のノートにまとめることです。
ただの読書は読んでいないのと一緒。1冊の本と向き合いながら、自分の血肉にしていく。読書の記録をとることで、頭の中が整理され、読んだ本の内容をより鮮明に記憶することができます。
(本の内容を忘れるために、読書ノートを作るという考え方もあります。)
読書ノートを作るための本の読み方
本を読む目的を明確にする
目的を持って読書をすることで、インプット力が格段に上がります。「この本からこんなことを学ぼう」これを明確にすることで、目的に沿うものが目に入り込みやすく、見落としも少なくなります。
具体的に本を最初からばっと読み進めるのではなく、「はじめに」「目次」「あとがき」を読むのをお勧めします。
気になる箇所に付箋を貼る
気になる箇所には、付箋を貼りましょう。
出典:子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力
読み進めながら忘れないようにするために、必要箇所、読んでいて気になった言葉、心に刺さった言葉など、付箋を貼っていきます。
マーカーを引く
これは良書だ!人生のバイブル書だ!手元に置いておいて、何度も読みたい!永久保存版!そんな本には、マーカーを引きましょう。
付箋を貼るのは保管時にかさばってしまいます。それに、何度も読み返すたび、そのタイミングによって気になるポイントが変わってくるはず。前回はここだった、今回はここが気になるなど、差別化を図るためにも、線引きがお勧めです。
一度読んだ本は二度と読まない
基本的に一度読んだ本は二度と読まない。そんな気持ちで本を読んでいます。
読みたい本は星の数ほどある。次々と世の中に出てくるんです。よほどの良書でないかぎり、手元に保管もしていません。
『一度読んだ本は二度と読まない』そのために読書ノートに記録し、自分だけの小さな本を作っています。
読書ノートを書くために準備するもの
ノートとペンがあれば、読書ノートを作ることができます。わたしは、無印の4コマノートと、SARASAのブルーブラック0.5を使用しています。
読書ノートに無印の4コマノートを使う理由
いくつか記事にもあげていますが、4コマノートのファンだからです!
- 販売元:無印良品
- 商品名:週刊誌4コマノート・ミニ
- サイズ:A5
- 枚数:88枚
これまで、普通の罫線や方眼ノートなども使用していましたが、結局この4コマノートに落ち着きました。ひとつの枠を付箋や単語帳のような役割にしています。ひとつの枠に対して、ひとつの文章を書くことで、それが頭にすっと入ってきやすいんです。
また、4コマノートは再生紙を使用しているので、紙質がいい意味でチープなんですよね(笑)なので、思いっきりかけますし、汚い字で書いたとしても全く気にならないところがお気に入りです。
読書ノートの書き方
本の情報を書く
4コマノートの左上に必要事項を記載します。
- 読了日
- 本のタイトル
- 著者名
他に『初版の発行年月日』や『出版社名』、『読んだ場所』を書くのもおすすめです!
本の内容の要約や気になる文章を書く
読みながら貼っていった付箋箇所を広い、一文をひとつの枠の中におさめるように書いていきます。
- 読み返したときに理解しやすいよう、自分の言葉で書く
- そのままの文章の方がわかりやすい場合は、そのまま書く
誰かに見せるわけではなく、自分のためのノートなので、綺麗に書く必要はありません。綺麗に書く時間がもったいない!時間重視でいきます。
ページ数を入れる
左下、右下にページ数を入れることで振り返りがしやすく、次項の目次作りにも役立ちます。
目次を作る
ページ数を元に、1番前のページに目次を作っていきます。これで検索が容易になります。
読みたい本リストを作る
一番最後のページには、読んだ本の中で出てきた読みたい本をずらっと並べて書きます。
読書ノートの小技
一番最初のページには何も書かない
ページを大胆に使う
タイトルなど必要次項は必ずページの左上に記載するため、スペースが空いてもOK!
図はなるべくコマを活用する。
コマを超えてもOK!
読書ノートをつけるタイミングは?
わたしは、本を読み終えて数日経ってから記録しています。すぐ書き始めると「それって本当に重要?」と気付きにくい。数日寝かせることで、付箋をつけた箇所を客観的に見れて、本当に残しておきたいところがわかります。
読書ノートを継続する方法
その本から何も得るものがなかったら、読書ノートに書く必要はありません。ただ、何かしらの気づきがあった場合は、一文でもいいから残す。これを繰り返し行うことで、自然と『記録する』ことが身についていくのではないかと思います。
- 書きたくなかったら書かない
- 書きたくなったら、書く
無理に続けようとする必要はないんじゃないかなぁと思います。
読書ノートは書いて終わりじゃない!
読書ノートは持ち歩いて、何度も読み返すために作ります。『手で書く』これだけで頭には入って来ますが、前述しましたように人ってすぐ忘れてしまいます。書いておしまい、満足、ではなく、繰り返し読みましょう。そして自分の血肉にしていきます。
▼ 読書ノートを作りにあたり、参考にさせていただいた本はこちら!